カメラ・レンズレビュー

またも失望。XF33mmF1からXF50mmF1への計画変更で確信した。富士フイルムは自分をライカだと思いこんでいる。

どうも!いつもご覧いただきありがとうございます!

雄佐武(@OSamphoto1)です。

昨日、X-Pro3が発表されましたね。あまりの衝撃に驚いてしまいました。X-Pro3に対する自分の思いはこの記事をご覧ください。

X-Pro3には失望した。富士フイルムはライカのパクリ企業になり下がった。どうも!いつもご覧いただきありがとうございます! 雄佐武(@OSamphoto1)です。 久々に、俺は怒っている。 いま、自分は非常に...

そして、うっかりしていたのですが、XF50mmF1も発表されていましたね。

え?XF33mmF1じゃないの?

しばらくライカを使っているせいで、XF50mmF1と言う文字に対して、あまり違和感を感じなくなってしまいました。

しかし、冷静になって見てみると、富士フイルムのカメラはAPS-Cですし、フルサイズ換算したら、焦点距離が75mmです。

つまり、中望遠のレンズになります。

これって、富士フイルムのユーザが望んでいたことなのでしょうか。

変更の理由は『XF33mmF1の計画を進めるうちにレンズの重量が1.3キログラムを超える許容できない大きさと重さになったから』と書いてあります。

『XF50mmF1で900グラムを切る重量で製品化を目指す』そうです。

僕はこの記事を見たとき、衝撃を受けました。というのも、ユーザが望んでいたのはフルサイズ換算50mmの焦点距離だったと思っているからです。(フルサイズ換算は、以下換算と略す)

細かい話ですが、標準と中望遠ではそのレンズの意味が違ってきます。

人によって換算35mmや50mmという違いはあるにせよ、標準域は人間の目になじみやすい自然な焦点距離なのです。

それを換算75mmの中望遠にすると、ちょっと話が違ってくるのではないでしょうか?

XF33mmF1について

XF33mmF1は富士フイルムのレンズロードマップの初期の段階から浮上し、そしてあるタイミングでロードマップから消されてしまったレンズです。

それが去年になってまたロードマップに再浮上、つまり開発が始まったと発表され、大きく話題になりました。

富士フイルムユーザのコンプレックスとまでは言わないまでも、潜在的な思いとして『ボケ量がフルサイズより少ない』というのは気にしていたのではないでしょうか。

だからこそ、このXF33mmF1はフルサイズに負けないボケ量を生み出すレンズとして、大いなる期待がされていたはずです。

しかも、それがなじみのある標準域で実現されるということで、その点も評価されていたのではないでしょうか?

つまり、ユーザが望んでいたのは①『フルサイズに負けないボケ量』を、②『標準域である換算50mmで達成する』という2点があったはずです。

この2つは切り離せない条件だったのに、唐突に②の条件が反故にされたことに強く驚きました。

なぜこのようなことが起こったのでしょうか。

ライカの影響と言う枠組みを超えて、ライカありきになっていないか?

X-Pro3のデザインでも気になったのですが、富士フイルムはライカの影響という枠組みを超えてしまって、ライカの思想を自社の思想と勘違いしていないでしょうか。

今回もライカのハイスピードレンズであるノクチルックスに75ミリがあるため、焦点距離という重要な決断に対してもむしろ社内で反対意見は出ず、するりと仕様変更が通ったのではないでしょうか。

しかし、自分は言いたいのです。

表面的なところを真似ても、血が通ってなければ、それは本物になり得ないのです。

富士フイルムにはライカの思想をパクるのではなく、自分たち自身で考えて製品を生み出してほしいと思います。

そもそも重量1.3キログラム重いと言えるのでしょうか?

シグマの‪SIGMA105/1.4‬いわゆる『ボケマスター』は、重さが約1.6キログラムあります。

それでも、その描写に魅せられたユーザがこぞって使います。

私もその1人です。

私は、ポートレートを撮るときはX-H1にFringerのマウント変換アダプタをつけ、ボケマスターを使っていました。

Fringerアダプタでキヤノンレンズを富士フイルムカメラで使おう!どうも!いつもご覧いただきありがとうございます! レンズが大好きな人、雄佐武(@OSamphoto1)です。 富士フイルムはレン...

(X-H1+SIGMA105/1.4‬(ボケマスター))

今では、富士フイルムの中判カメラ『GFX50S』に、Shotenの変換アダプタを付けて‪SIGMA105/1.4‬を使っています。

三たび・東京国際フォーラムで中判ポートレート(GFX 50S+SIGMA105mmF1.4)どうも!いつもご覧いただきありがとうございます! 某大物ユーチューバとかぶるため、最近名前を変えました、雄佐武(@OSamphot...

確かに重いと言えば重いのですが、良い写真が撮れるのであればその重さも逆に心地よいものです。

正露丸だってあの臭さが癖になるでしょ?(え?違う?)

そもそも、XF50mmF1の900グラムがオーケーで、XF33mmF1の1.3キログラムが許容できない理由がわかりません。

もともと富士フイルムは、(他社が軽視しがちな)APS-Cで一切妥協のないレンズを作る、そういうメーカーだと思っていました。

富士フイルムのユーザも、レンズ描写にこだわるのであれば、多少の重量差は気にしないユーザが多いのではないでしょうか。

レンズの描写という意味では重要な要素の1つある、焦点距離を変更するに至ったことは、富士フイルムの考えが変わったてしまった象徴のように思えてなりません。

しかも、そこには信念をまるで感じません。

悲しいですが、自分の考えと相容れないものになっています。

まとめ

個人的な意見として言わせてもらうと、自分はポートレートを撮るので、XF50mmF1でもいいかなと気持ちはあります。

しかし、それ以上に重要なことがあります。

今回のことで、富士フイルムがどちらを向いているのか分からなくなりました。

富士フイルムが好きなのはユーザなのか、ライカなのか。

今まではライカは意識しつつもユーザのことを考えてくれていると思っていましたが、今回のX-Pro3とXF50mmF1を見て、何とも言えなくなってしまいました。

富士フイルムは、もう一度信念を持って、ものづくりをしてほしいと思います。

★お願い★

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