雑談

カメラをペイペイで買ったあなたは、これから監視されるかもしれない。

どうも!いつもご覧いただきありがとうございます!

寒い時期に体調を崩したら、中華粥を食べる人、オサム(@OSamphoto1)です。

怖い話をします。

これから遠くない未来に、日本は監視社会になっていきます。

監視社会とは言っても、ジョージ・オーエルの「一九八四年」のように、あなたの情報を映像として監視するディストピアではありません。ある成績に基づき、あなたの信用度は客観的にスコア化され、あらゆる機関であなたをそのスコアで評価するのです。その評価次第では、あなたは家を借りれなくなったり、飛行機に乗れず海外旅行に行けなかったりするのです。

そして、その評価対象に選ばるのはペイペイを利用した、あなたの可能性が高いです。

芝麻信用って知ってる?

さて、芝麻信用という言葉をご存知でしょうか?分かりやすく言うと、中国で始まっている個人の信用度を数値化して、数値に応じて個人の社会的な人格を評価する制度です。中国で、もっとも普及しているCredit Techと言えるでしょう。

芝麻信用のスコアは下記のように点数化されます。

芝麻信用は350点から950点の範囲で信用スコアを算出する。この信用スコアは以下の5つの領域それぞれの指標を総合的に計算して点数化したものである。

  • 身分特質(ステイタスや高級品消費など)
  • 履約能力(過去の支払い履行能力)
  • 信用歴史(クレジットヒストリー)
  • 人脈関係(交友関係)
  • 行為偏好(消費面の際立った特徴)

信用スコアは上から、950~700が「信用極好」、699~650が「信用優秀」、649~600が「信用良好」、599~550が「信用中等」、549~350が「信用較差(やや劣る)」と分類されている。正確なスコアリングの分布は公表されていないが、550から699の範囲に大半が分布すると推計されている。

信用のプラットフォーム「芝麻信用」
http://fis.nri.co.jp/ja-JP/publication/kinyu_itf/backnumber/2017/10/201710_7.html

そして、スコアが高い人には、下記メリットがあります。

ユーザーはこのスコアリングの点数によって様々な特典が受けられる。(中略)その中の一つに、レンタルなどのデポジットの多くが不要になるというメリットがある。中国では公共サービスも含め、デポジット(事前預託)が必要なサービスが大半である。レンタカーなどのレンタルサービスをはじめ、例えば病院での診察や、公共図書館での本の貸出にもデポジットが必要である。芝麻信用の信用スコアが高いユーザーはこれらのデポジットが不要になる。病院などの料金の後払いも可能で、また、最近中国の大都市で爆発的な人気を誇るシェアサイクルなどのデポジットも不要となる。(中略)変わったところでは、ある得点以上の会員しか参加できない婚活サイトなども登場している。

信用のプラットフォーム「芝麻信用」
http://fis.nri.co.jp/ja-JP/publication/kinyu_itf/backnumber/2017/10/201710_7.html

スコアが低い人のデメリットは上記のメリットの裏返しで、すべてのサービスに高額なデポジットが必要になるなど、信用されない人としての扱いが露骨になります。

アメリカにもある!

芝麻信用について、勘の良いあなたならピン!と来たと思います。そう!アメリカのあの制度と似ていますね。え??分からない??では、ヒントを出します。

  • FICO
  • VantageScore
  • Experian
  • Equifax
  • Transunion

もし、あなたがビジネスマンなら、どれか1つくらいはご存知ですよね?そう!前半2つは信用スコアモデル値、後半3つはクレジットカードの信用情報機関ですね。

ご存知のとおりアメリカはクレジットカード大国ですが、そうなった要因にクレジットスコア制度があります。どういうことかと言うと、クレジットスコアが低いと、ホテルの予約に高額なデボジットを払う必要があったり、ローンを組んだときに金利が高くなったりします。このスコアは支払い履歴、クレジットカードの利用率(まったく使ってないと評価は上がりません。)などを指標に、スコア化しています。アメリカ人はこのスコアを上げるために、クレジットカードをガンガン使うのです。

日本はどーなるの?

さて、中国の芝麻信用とアメリカのクレジットスコアをみてきましたが、これを受けて日本はどうなるのでしょうか?

これは、もう答えは出ているようなもので、「日本版芝麻信用」がまもなく始まります。この鍵を握っている企業は、Yahoo!です。Yahoo!は2018/10に、「信用スコアビジネスへの年内参入」を宣言しました。では、年内に何が起きたでしょうか?

ペイペイが始まりました!

ペイペイと「日本版芝麻信用」の何が関係あるの?と思われたかもしれません。実は、中国の芝麻信用は、中国IT企業の雄アリババが開発・運用しているスマホ決済アプリ「アリペイ」が使われているのです。日本も、スマホ決済アプリ「ペイペイ」の登場により、インフラは整いました。いまYahoo!は、ペイペイを使った「日本版芝麻信用」をどうデザインするか、優秀な人材を集め知恵を絞りに絞っているでしょう。もし、「日本版芝麻信用」で覇権を取れたら、莫大な金を集めることができますから。

もちろん、他のIT企業(LINE、楽天など)も既に金の嗅いに気づいていますから、うかうかしていたら他のIT企業に抜かされてしまいます。Yahoo!としては、スピード感を持った対応を実施する必要があります。これは、独自の推論ですが、「100億円あげちゃうキャンペーン」はペイペイの普及といった目先の金を拾う為ではなく、信用スコアビジネスで他を圧倒するための、挑戦的な投資だったのではないかと思っています。キャンペーンのおかげもあって、後発のスマホ決済アプリにも関わらず、ペイペイの利用者が随分と多い印象を受けます。

ビジネスは制度を独占すると、莫大な金を永続的に生み出します。携帯キャリア会社がまさにそうですね。来るべき「日本版芝麻信用」のために、いまYahoo!の技術者は、あなたのペイペイの利用履歴などを調査・分析して、どのようなスコアにすれば良いかウンウンと唸っていると思いますよ。

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