雑談

私は如何にして心配するのを止めて富士フイルムを愛するようになったか(①)

どうも!いつもご覧いただきありがとうございます!

学生の頃は大嫌いだったけど社会人になってから時計じかけのオレンジが好きになった人、オサム(@OSamphoto1)です。

あなたは自分がいつ写真始めたか、憶えていますか?

俺はハッキリと憶えています。ただ、いつかは言えません。

写真を始めようと思ったきっかけ

そもそものカメラを購入したのが2016/3ごろ。きっかけは2つありました。

送別会でのカメラ係

1つ目は会社の送別会で、カメラ係を任されたことです。

当時の俺には、写真は写るものであって、撮るものではありませんでした。写真に写る人=主役、撮る人=脇役のような図式が頭の中にあり、目立ちたがりな性格もあり、撮ることはないと思ってました。

そんな中でカメラ係を任されたのは正直言えばショックでした。送別会なので主役は送られる人とは知りつつ、なんだかんだ自分も写りたいのと思っていたのに、カメラ係(しかも1人)だったら写真に撮られることはありません。しかも、これでまでカメラと言えばiPhoneで撮るくらいなのに、会社のコンデジを渡され撮れと言われても、使い方がまったく分かりません。

不満タラタラでありつつも、お偉いさんからの任命だったので逆らわず、コンデジの電源の入れ方とシャッターの押し方を教えて貰いました。余談ですが、このとき、シャッター半押しでオートフォーカスが動き、押し込むとシャッターが切れるというカメラの当たり前の挙動に苛立ちを憶えたことを、憶えています。iPhoneならシャッターボタンを押すだけ撮れるのに、なぜ本格的なカメラはメンドくさい動きをするんだ、と。

さて、そんなこんな迎えた送別会は、初めてコンデジで撮るという緊張感がありました。ただ、何回かシャッターを押していくうちに撮ることにも慣れていき、撮ることが楽しくなりました。

会社ではいつも気難しい顔して部下を怒鳴り散らす上司達が、カメラを向けると普通のおじさん&おばさんになって笑顔を向けてくるのです。その笑顔は自分に向けられたものでは無く単によく写りたいからと理解しつつも、向けるだけで人の表情を引き出すカメラは魔法の機械のように感じました。

この不思議な楽しさを、もっと味わいたいなと思ったことを強く憶えています。

親友の結婚式

同じころ、大学時代から親友が結婚式を挙げました。

それまで結婚式で写真を撮る事は全くなかったのですが、この式は特別と思い手当たり次第iPhone向けてカシャカシャ撮りました。

ただ、式場は照明を落としているのでiPhoneの小粒なセンサでは満足に光を集めることができず、料理や一緒に行った友人の写真は真っ黒に。これはイカンとフラッシュを焚いて撮るも今度は光が直射したワザとらしい微妙な写真に。対して式場カメラマンが撮った写真は、適正な明るさで素敵なシーンを切り取った写真がずらりと。

カメラについて全く知識がない自分でも、やはりきちんとしたカメラで撮らないと良い写真は撮れないんだなと痛感しました。

結局、気合を入れて撮った親友の結婚式にも関わらず、微妙な写真とうまく撮れなかった悔しさだけが残りました。

ニコンのカメラは良いカメラ

AmazonでD3300を購入!

同じ月(2016/3)にカメラを始めようと思う出来事が2つも起きたので、これはもう運命と思いカメラを買うことにしました。ちょうど酒を飲む以外に趣味らしい趣味もないので何か健全なものは無いかと探していた時期でもあったので、タイミングは完璧でした。

ただ、これまでコンデジすら買ったことがなかったので、どのようなカメラを買うべきか検討すらつきません。とりあえずAmazonでカメラと検索してみると、これまたタイミングよく初心者向けカメラ特集ページがまとめられていました。

グーグルでカメラについて調べても書かれている言葉が理解出来なかったり、選択肢が多くて逆に困っていたので渡りに船とAmazonで買うことに決めました。Amazonでは、各種カメラメーカのエントリー機が一通りプッシュされていましたが、送別会で使って良かったコンデジがニコンだったこと、大学時代の親友(結婚式とは別人)がニコンに務めているという2つの理由で、ニコンを買うことに決めました。

Amazonのページには、ニコンのカメラはD5300とD3300が掲載されていました。D5300が6万円、D3300が4万円くらいの値段と記憶しています。通常どっち買うか迷ったら高い方を買う性格なのですが、同時に、熱しやすく冷めやすい性格でもあるので、買ったはいいものの使わなくなるのでは?という考えが浮かび、安い方(D3300)を注文しました。

当時買った画面のスクショスクリーンショット 2018-11-14 0.31.35

D3300開封の儀(写真ないよ)

注文して数日して、そこそこ大きな箱が届きました。当時はAmazonのヘビーユーザで色々と注文しており、箱を開けるまで何を届くか分からない状態でしたが、今まで見たことのない底の深いダンボールだったので開けなくてもD3300が届いたと分かりました。

ダンボールの梱包を解き、化粧箱から取り出すと、ああ本当にカメラを買ったんだと感慨が深くなりました。D3300は一眼レフにしては破格の軽さ(410g)ではあったものの、真っ黒なボディは自分の手に確かな重さを感じました。バッテリがある程度充電されていることを確認し、早速レンズを取り付け部屋の中を何枚かパシャパシャと撮りました。そして撮った写真を見たときに衝撃を受けました。背面モニタに写る写真が、これまで撮ったどの写真よりも綺麗だったのです。4万円という大金を払った甲斐があったと感じました。

今でこそ20万円を超えるレンズでも必要とあらば躊躇なく買える金銭感覚ですが、当時の自分は普通の感覚の持ち主であり、カメラに4万円もかけるのはなかなか勇気のいる決断でした。せっかく買ったのだから使い倒そうと心に決め、しばらくは近所に咲いている花を撮り歩いていました。

しかし、残念なことに、結局は熱しやすく冷めやすいという自分の性格が出てしまい、買って1月もすると、カメラを使う頻度は減り、しだいにまったく使わなくました。この間、撮ったモードは基本フルオートで、ほんの数回絞り優先。絞り優先モードだと、絞りを小さくするとボケる写真が撮れてすごいなという感覚で、ISO感度や露出については存在すら知りません。つまり、まったくの初心者のままでした。

この1年後、カメラ自体が嫌いになるBBQ事件が起きます。

当時撮った写真DSC_0047

BBQ事件

カメラ係ふたたび

自分の勤めている会社では毎年BBQを開催してて、自分も毎年参加していました。幹事の人が場所を抑え食材を準備してくれるので、参加者は手ぶらで参加できるので自分も手ぶらで行っていました。

あれは忘れもしない、2017/4/22。この年は何を思ったか記念撮影も兼ねて写真を撮ったら面白いのではと考え、たいして使ってもいないD3300を持っていくことに。なぜカメラを全然触ってもなかったのにこのような発想に至ったか今でも不思議ですが、おそらく自分なりに皆んなの役にたつことをしたかったんだろうなと思います。

さて、当日カメラを持っていくと、オサムがすごいカメラを持ってきたとたちまち場が湧きたち急遽カメラ係に任命されました。職場はSE集団ですが、カメラの”カ”の字も知らない人ばかりでしたので、初心者用のD3300でもまるでプロ機を持ってきたかのような扱いを受けました。

気をよくした自分は、肉も食べずにD3300でだれかれ構わず参加者を撮りまくりました。この後、悲劇が起こることも知らずに。

某O社の社長秘書

会社のBBQ会は、会社に所属する人以外の参加もOKで、家族だけでなく友達も参加します。その為毎年この人誰なんだろうという人が何人もいるのですが、この年もやはり自分の知らない人がいて、その中に八王子に本社をおく光学機器メーカO社の社長秘書もいました。

O社と言えば、世の中に大量のカメラを女子を産んだPENシリーズを発売しているカメラメーカの巨人であり、その社長秘書もご多聞にもれずカメラ女子であったのです。俺が社長秘書の側で写真をパシャパシャと撮っていると、今日の写真はどんな感じか見せて欲しいと声をかけられました。

俺は選別する前の写真を人を見せたくないというポリシーがあるので通常なら適当に誤魔化すのですが、綺麗な女性のお願いを無視できる男がこの世にいるのでしょうか。二つ返事で、D3300のモニタを見せBBQの写真をパラパラと見せました。何枚か見た後に、社長秘書から「この写真はどういう設定で撮ったか教えて?」と質問が投げられました。当時は露出等のまったくカメラの知識が分からずフルオートで撮っていたので、素直にそのことを伝えました。そうすると、社長秘書から「もし上手くなりたかったら、可能な限りマニュアルで設定して撮った方がいい」みたいなアドバイスを貰いました。

今振り返ると、絞り優先モードやシャッタースピード優先モードにしてみたら、という意味だったと思いますが、当時の自分は何から何までマニュアルで設定した方がいいのかと誤解してしまいました。とは言っても、あまりに初心者だった俺はそもそも何がカメラで設定できるかすら理解できておらず、とりあえず設定項目を見てホワイトバランスをオートから曇りに変更してみました。(当日は曇り気味だった)

これが仇となったのです。

写真が黄ばんでる!

一眼カメラにはレフ機とミラーレス機があって、後者だと設定項目が反映された絵がファインダーに写るのですが、前者は反映されません。理由は、後者は映像素子を通した光がファインダーに写しているのに対して、前者は映像素子とは別機構のペンタプリズムを通した光が写るからですね。カメラに少しでも詳しい人なら常識だと思います。

ここで、D3300は前者のレフ機です。そう、ホワイトバランスを変更しても、その影響がどのように変わったかは、撮った写真を見るまで分からないのです。この時の俺は写真に撮ることに夢中で撮ったものを見返すことはしませんでした。あまりに初心者過ぎて撮った写真を背面液晶に写すには、当たるまで適当にボタンを押すということをしなくてはならず、面倒くさかったからです。(社長秘書の時は、何度かボタンを間違えつつ見せました。)

ホワイトバランスを曇りに変えたあとも、気合いを入れてBBQ参加者や肉を撮りまくりました。集合写真も俺のニコンで撮ろうと提案し、BBQが終わった際には良いカメラで撮ったから写真は期待して良いという無駄なセリフまで言ってしまいました。

さて、意気揚々と家に帰ってSDカードをPCに繋げてみると、ある異変に気づきました。写真があるタイミングから黄色くなっているのです。芝生や木が背景の写真はまだマシですが、人の顔、特に歯が黄色くなってしまっているのです。せっかく笑顔を向けてくれた人の写真ほど、台無しになっている。なぜこのようなことになっているのだと、怒りが込み上げてきました。

原因は自分でホワイトバランスをオートから曇りに変えたせいなのですが、意味を分かって設定を変えたわけでは無いので、変えたことを憶えていません。(こうやって振り返れるのもある程度カメラ知識がついた上で当時の会話を思い出しているからです。)なぜ黄色くなったのかとネットで調べたところ、ニコンの公式記事が見つかりました。

[pz-linkcard-auto-replace url="https://www.nikon-image.com/enjoy/life/nps/magazine/ultimate/20/"]

怒りで我を忘れていた自分は書いてある内容は理解出来ずとも、写真と分かる言葉をつなぎあわせて、ニコンが公式的に写真が黄色いと認めていると受け取ってしまったのです。

ひどく失望したのを憶えています。

色々と調べて自分の中で出来上がった結論は、ニコンは白人が血色よく写るように写真を黄色くしている、でした。ここから、ニコンは白人のみに目を向けたレイシストという勝手な解釈が出来上がってしまい、こんなカメラは使ってはいけないと思いました。(※もちろんこれは、当時の俺の誤った解釈です。※)

D3300を化粧箱に戻し、無料の画像編集ソフトGIMPをインストールして、1枚1枚試行錯誤しながら黄色い写真を直していきました。修正が終わる頃には、すっかりカメラが嫌いになりました。そして、俺にはカメラ合わないなと思ったのを憶えています。

ただ、この後すぐカメラを買うことになるのです。

(つづき)

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(つづく)

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