雑談

私がヒゲを生やした理由、或いは私の夢

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会社でマスクしてたら自分と認識されず同僚によそよそしくされたヒゲメンな人、オサム(@OSamphoto1)です。

自分が髭を生やしているのは、些細ですが理由があるのです。

そもそも、社会人になってヒゲを生やす人は、あまり見かけません。社会人の主流はサラリーマンであり、日本人はおよそ80%超がそれにあたると言われています。そして、サラリーマンの大多数は入社一年目にビジネスマナーを叩き込まれ、その一つに身だしなみとして、ヒゲを剃ることを教育されるのです。つまり、日本でヒゲを生やすことは、良くないことなのです。実際、皆さんの会社でもヒゲはNG(特に営業マン)なのでは無いでしょうか。(一方で、ヒゲがOKな職場もあります。アパレル、美容師、土木、ITベンチャーなどです。これらの職に従事している人は、実際にヒゲを生やす人もいます。)

さて、自分ですが、職種としてはIT系ですが、昭和の雰囲気を残している会社でサラリーマンをしています。毎日スーツで出社し朝9:00に仕事を開始、昼休憩は一律12:00から。社内ドキュメントは紙が多く、色んな書類にペタンペタンと判子を押し書庫で管理しているような会社です。そんな会社ですから、ヒゲを生やしている人はいません。自分、ただ一人を除いて。

自分がヒゲを生やしていることについて、会社から色々と言われます。面識がない人からも噂になっているようです。概ね、20〜30代の男性社員はポジティブよりな意見ですが、40代〜の男性社員及び全世代の女性社員からはネガティヴ寄りな意見なようです。男性社員の方は実際に言葉で言われますし、女性社員の方は見知らぬ後輩女性がわざわざ「オサムさんは、ヒゲが生えて無かった頃が良かったって、女性社員の中で言われてますよ。」と伝えに来てくれたので、認識に間違いはないでしょう。(本人に伝えにくる意図は分かりませんが。)

ただ、自分がこんな逆風の中でヒゲを生やすのには意図があるのです。それは日本のIT従事者の地位向上です。

いきなり何を言っているのか、と思ったかもしれません。なぜIT従事者の地位向上とお前のヒゲに何の関係があるのかと。なので、順に説明していきたいと思います。

まず、IT従事者、例えばシステムエンジニアについて、皆さんはどういうイメージを持っているのでしょうか?ラフな格好でスタバのラテを飲みながらマックのキーボードを叩き、デスクには観葉植物や家族写真が飾ってある。社員は皆んなイキイキと働き19時には退社。もし、そんな華やかなイメージを持っているなら、それは幻想です。無いとは言い切れませんが、大多数の会社は違います。大体はスーツを来て働き、デスクは缶コーヒーの残骸が並び紙書類が山積みになり、死んだ目をしながら場合によっては日を跨ぐ時間まで働きます。特に労働時間は悲惨で、プロジェクト次第では月の残業時間が当たり前のように80時間を超えます。

また、ストレスも尋常じゃありません。客からの要求がそもそも技術的にシステム化出来るか、また自分のチームの実力で出来るか分からないままに納期を決められ、それが守らなければ客から大袈裟なくらい怒声を浴びます。当然一人で複数案件を抱えますので、常にプレッシャーを感じながら仕事をすることになります。なお、システムエンジニアは客から無茶な要求を(場合によってはそれ以上の過剰品質を)外注先に求め、外注先はさらにその先にと連鎖するため、「ストレスのトリクルダウン」が起きます。

当然のごとく業界全体で鬱病にかかる人が多く、同僚がガンガン休職/退職していくのですが、休職/退職者の仕事がなくなるわけではありません。他の人が担当させられるので、ますます状況が悪化する「負のスパイラル」が起きます。幸い自分に勤める会社はかなりマシでホワイトですが、対岸の火事と静観出来ないほど業界は悲惨な状況になっています。

残念ながら、こうした傾向は日本が強いようです。アメリカではそもそもIT従事者は尊敬されてますし、アジアもその傾向があります(韓国は違いますが。)。ちなみに、アジアは納期が守れそうも無いと分かったとしても、もっと言うとシステムが障害が起こしても定時になったら帰ります。

あげく、IT従事者は死にものぐるいで働いているのに、日本では「虚業」として下に見れらがちです。差別用語である「ドカタ」という言葉を使い、悲惨な状況を「デジタルドカタ」と揶揄されます。

自分はIT従事者の一人として、日本のIT軽視がひどく気に障ります。そして、やられっぱなしを許せる性格ではありません。なので、日本ではご法度されるヒゲを伸ばすことで、些細ですが何かやり返したような気になり、心の平穏を保っているのです。あたかも梶井基次郎が、檸檬で丸善を木っ端微塵にすることを妄想したように。そして、この苛立ちの根本を解決するために、IT従事者の地位向上が出来ないかと考えています。実現方法についてはまだ具体的なイメージを描けていませんが、IT従事者が尊敬されイキイキと働ける日本。その実現が自分の夢なのです。世間の認識を変えることは容易ではありません。ただ、出来ないことではないと思っています。

自分はヒゲを伸ばすことで、心の平穏を保ち、そして夢を忘れないでいられるのです。

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